新しいドメインのメールアドレスをiPhoneに設定する方法【2024年最新版】

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新しいドメインのメールアドレスをiPhoneに設定する方法【2024年最新版】
投稿者:ブンタ ブンタ

新しいドメインでメールアドレスを作成すると、メールソフトの設定が必要になります。

今回は、iPhoneのメールアプリで新しいメールアドレスを設定する方法をご紹介します。
この設定が終われば、お使いのiPhoneでの新しいメールアドレスの送受信が可能になります。
ぜひ参考にしてみてください。

使用バージョンについて

この記事では、2024年9月30日現在の最新iOSバージョン「18.0」を使用しています。古いバージョンでも設定は可能ですが、操作手順が異なる場合がありますのでご注意ください。

必要な情報の確認

メールアドレスをiPhoneに設定する前に、以下の情報を事前に確認しておきましょう:

  • 新しいメールアドレス
  • メールアカウントのパスワード
  • メールサーバー情報(受信・送信サーバー)
  • サーバーポート番号(受信・送信サーバー)

iPhoneでの設定手順

1.ホーム画面から「設定」をタップ

iPhoneのホーム画面から「設定」アプリを開きます。

iPhoneホーム画面の設定アイコン

2.メールアプリを探す

メニューの中からアプリを選択します。
一つ前のバージョンではメニューを開くとすぐにメールアイコンがありましたが、18.0からはアプリ一覧を開かないと、メールに辿り着けなくなりました。

メニューの中。アプリにマークがついている。

3.「メールアプリ」をタップ

メールアプリを見つけてタップします。私のiPhoneではかなり下の方にありました。

アプリ一覧の中からメールアイコンが選択されている

4.「メールアカウント」をタップ

メールアプリが開くと、下の方にメールアカウントとあるので、こちらをタップします。

メールアプリ。メールアカウントにマークがついている

5.「アカウントを追加」をタップ

お使いのiPhoneに設定されているメールアカウントの一覧が表示されます。私の場合はGmailアカウントも入っています。

ここで新しいアカウントを追加するので、「アカウントを追加」をタップします。

メールアカウント一覧。アカウント追加にマークがついている

6.「その他」を選択

次はアカウントの種類を選択します。新しいドメインで作成したアカウントの場合は一番下にある「その他」を選択します。

アカウントの種類の選択画面。その他にマークがついている

7.「メールアカウントを追加」をタップ

メールアカウントを追加にマークがついている。

8.新規アカウントの項目を入力

新規アカウント作成画面が出てくるので、名前、メールアドレス、パスワード、説明を入力します。

  • 名前:メール送信時に相手に表示される名前です。受信者にすぐに分かるよう、適切な名前を設定しましょう。
  • メール:新しいドメインで作成したメールアドレスを入力します。
  • パスワード:作成時に設定されたパスワードを入力します。複雑な場合は、コピー&ペーストを活用しましょう。
  • 説明:後から分かりやすくするため、アカウントの説明を入力します。

新規アカウント作成画面

9.送受信サーバーの情報を入力

次は受信サーバーと送信サーバーの情報を入力します。

まずは一番上で「POP」を選択します。IMAPも使用可能ですが、サーバーに負荷がかかる場合やオフライン時にメールが閲覧できないことがあるため、POPの方が安定しています。

受信メールサーバーと送信メールサーバーの情報を入力します。入力欄は分かれていますが、記述する内容は多くの場合同じです。

  • ホスト名:メールサーバーのURLを記述してください。取得したドメインではありません。
  • ユーザー名:新しいメールアドレスを入力してください。ここで間違う方が多いので気をつけてください。
  • パスワード:先ほど入力したものと同じものです。

メールサーバー情報入力画面

10.設定内容を保存

全ての項目を入力したら、画面右上の「保存」ボタンをタップします。

右上に保存ボタンが出ている。

11.設定の検証

保存をタップすると、検証中という表示が出ます。

数十秒ほどで検証が完了し、新しいアカウントがメールアプリに追加されていれば設定成功です。
一番上に検証中と出ている

12.SSL接続

検証中にこのようなポップアップが出る場合は、ひとまず「はい」をタップしてください。

SSLで接続できません。というポップアップ

SSL(Secure Sockets Layer)なしでもメールの送受信はできますが、SSL接続を利用することで、メールの送受信時にデータが暗号化され、第三者による盗聴や改ざんを防ぐことができます。
これにより、パスワードやメールの内容など、重要な情報が保護されるのでSSL接続がおすすめです。

ここからはSSL接続の確認と設定の仕方の解説をします。

13.アカウントの選択

アカウント一覧に戻ると、追加したアカウントが増えているので、これを選択します。
アカウント一覧画面。対象のアカウントにマークがついている。

14.詳細をタップ

選択したアカウントの画面が開くので、詳細をタップします。

アカウントの詳細画面

15.受信設定の確認

開いた画面で「SSLを使用」が緑色のオンになっていて、「サーバーポート」が995になっていればSSL接続できています。

この設定になっていない場合は、変更してください。

POP3を使用している場合は、SSL接続では通常ポート995が使われます。
もしIMAPを使用している場合は、SSL接続ではポート993 が一般的です。
※ポート番号は、利用しているサーバーによって変わる場合があるので、詳細はドキュメントを確認してください。

SSLを使用がオンになっていて、サーバーポートが995になっている

16.送信メールサーバーの確認

次は送信サーバーの確認をします。

一つ前のアカウント情報の画面に戻り、SMTPをタップします。

SMTPにマークが入っている

17.送信設定の確認

受信の時と同じように、「SSLを使用」がオンになっているかを確認してください。

「サーバーポート」は587か465になっていればOKです。

587(TLS)と465(SSL)は両方とも暗号化された安全な通信を提供します。
587は465よりも新しく、今の主流は587なので、迷った場合は587を入力してください。

※ポート番号は、利用しているサーバーによって変わる場合があるので、詳細はドキュメントを確認してください。

SSLを使用がオンになっていて、サバーポート番号が587になっている

以上でSSL接続の設定は完了です。

トラブルシューティング

失敗した場合はエラーが出て、アカウントは追加されません。

メールアドレス、パスワード、メールサーバー、サーバーポートを再確認し、再度設定を行ってみてください。

まとめ

今回はiPhoneで新しいドメインのメールアドレスを設定する方法について解説しました。

今回のやり方で、Macのメールアプリも同じように設定できます。

Windows、Outlook、Thunderbird、Gmailなどでは、少し手順が異なりますが、同様に設定が可能です。
各メールソフトの設定については、各サーバーが用意しているマニュアルもありますので、そちらも参考にしてみてください。

ConoHa WING (https://support.conoha.jp/wing/guide/mail/mailsoft-f/)

エックスサーバー (https://www.xserver.ne.jp/manual/man_mail_setting.php)

ロリポップ (https://lolipop.jp/manual/mail/mail-set/)

メール設定に関するご不明点やご質問、ご相談等ございましたら、お気軽にご連絡ください。